社会保険の特徴
社会保険は、病気・怪我・失業・死亡などの貧困の原因となる事故が発生した時に、その被保険者や被扶養者に対して医療補償や所得補償などの保険給付を行います。そして保険給付を行うために必要な費用を、会社や被保険者から保険料という形で徴収しています。
社会保険には大きくて分けて、医療保険・年金保険・雇用保険・災害補償保険・介護保険の5種類があります。通常はさらにそれを社会保険と労働保険に分けて呼び、社会保険には医療保険・年金保険・介護保険、労働保険には災害補償保険・雇用保険があります。
会社が実際に加入して手続を行うものは、社会保険では健康保険と厚生年金保険、労働保険では雇用保険と労働者災害補償保険となります。会社は労働者を1人でも雇用した場合、原則としてこれらの社会保険・労働保険に強制的に加入することになります。
労働保険の保険料は、毎月の給与や賞与時の実際に支給された金額に、決められた保険料率を掛けて決定します。そのため時間外手当や精皆勤手当などがある場合には、毎月保険料が変わることになります。
社会保険の毎月の保険料は、実支給額に応じて変動することはありません。入社時や毎年1回、被保険者の給与額をある一定の数字に置き換え、これに保険料率を掛けて決定します。時間外手当や何らかの報償手当の支給があったとしても、原則的には毎月同じ金額の保険料を徴収することになります。
保険料の給付方法は、労働保険料は毎年1回か3回に分けて納付し、社会保険料は毎月の保険料を翌月末日までに納付することになっています。賞与の保険料は労働保険・社会保険とも、実支給額によって決定されます。